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介護の仕事を体験 鶉小6年生

10月24日(火)、鶉小学校の6年生6名が
当法人の見学と体験のため、来苑しました。
初めに、福祉とは何か、福祉の仕事にはどのようなものがあるか、
また、見学や体験の心構えなどをスライドで説明しました。
 

 
それから「車いすの体験」と専用のキットを用いて
「おじいちゃん・おばあちゃん体験」をしてもらいました。
 
 
 

 
皆さん6年生ということもあり、乗っている人のことを思いやった丁寧な操作ができていました。
感想を聞いてみると
「思っていたより怖かった」「坂道で後ろ向きに下りるのが難しかった」など
スムーズに操作をしているように見えても、心の中では怖い・難しいと思っていたようです。
そして「おじいちゃん・おばあちゃん体験」では
 

 
真ん中が黄色く塗られている特殊なメガネを掛けてもらいました。
このメガネは、白内障の症状を体験できるものです。
 

 
メガネを掛け、さらに手足に重りをつけた状態で、杖を持ち歩いてもらいました。
「重い~」「手足が思うように動かない~」
自由の利かない大変さを実感した様子でした。
体験後、全員で特別養護老人ホームを見学。
その後は、3名ずつデイサービスセンターとグループホームに分かれ
お年寄りと「ふれあいの時間」を持ってもらいました。
デイサービスセンターでは、ぬり絵のレクレーションの真っ最中。
児童たちは、利用者様の前に大きな声で自己紹介し、
昔のことを教わったり、センターでの様子を質問したりしながら、
思い思いに交流の時間を楽しんでいたようです。
 


 
グループホームでは、
児童たち自身の自己紹介後、お年寄りたちから自己紹介を受け、
和気あいあいとした雰囲気の中、ボール遊びやリハビリ体操を楽しみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に、児童全員から感想を発表してもらいました。
「福祉とは、みんなに平等な幸せのこととわかった。これからは、みんなに平等に接していこうと思う。」
「おじいちゃん・おばあちゃん体験でお年寄りの大変さがわかった。これからは、困っている人を助けたい。」
など、すばらしい感想が聞くことができました。
宝珠苑での体験を通して、人をいたわることの意味や
思いやりの気持ちを持つことの大切さを感じとってもらえたと思います。
鶉小学校6年生の皆さん、先生方、貴重な時間をありがとうございました。