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“回想法”実践

レクリエーション活動で回想法をやってみました。
回想法とは、過去の懐かしい思い出を語り合ったり、誰かに話したりすることで
脳が刺激され、また共感を得る事で、精神状態を安定させる効果が期待できます。
さらに長く続けることで認知機能が改善することも明らかになっているという、大変効果の高いリハビリテーションなのです!!
ということで実際に『お正月』という題で連想することはなんですか?と皆様にきいてみました。汚い字で見苦しいのですが。。。こちらです。
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あんまり言葉が出てきていない様に感じますが、十分なのです!!
「小さい頃のことなんて覚えてないわ」とか「正月っていってもな~」とか他人事のように言っていた入居者の方も、、、
いざこうして他の方の言われた事をホワイトボードに書き出してみると
「あ~かるた取りした、した・・・」とか
「そうそう、羽根つきしたのぉ~」とか
そういった声がどんどん出てきて、しまいには思い出話を隣の人と話したりと
とても活気ある良い雰囲気になりました!!!
私自身、宝引き(ホワイトボードには「ほおびき」と書いてますが正しくは「ほうびき」という)というものは知らなかったので、「正月には宝引きをしたんや。紐の先に五銭とか十銭硬貨がついていて紐を引っ張ってお金がついてたら手を叩いてよろこんだもんや。」と聞き、昔はお年玉ではなかったのだなーと勉強にもなりました。
ちなみに宝引きとはこんな感じです。↓
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今度は「宝引き」をレク活動で取り入れてみようかなと思います(*^_^*)