～　介護報酬改定のニュースを受けて　～

先日、２０２４年度の介護報酬改定にかかる改定率が、「＋１．５９％」になると報道がありました。

私どもの法人を支えるのは、全職員の約８割占める介護職。一方で、その月額給与平均は全産業平均と比べ２０％近く少ないことが、厚生労働省の調査からも明らかとなっています。

加えて、前述の給与格差をひとつの要因に、他業種への人材流出も全国的に大きな課題。
さらに、物価高が経営の圧迫を引き起こしていることから、全国老人福祉施設協議会を中心に関係団体が本年夏ごろより、介護報酬の大幅なアップを国へ求めてきました。
プラス改定を受けて、少し安堵したところです。

ただ、介護報酬を引き上げる方針が示されたとはいえ、私ども法人を取り巻く環境は依然として厳しいことに変わりありません。
今後とも、地域の皆様のそばで、地域の皆様とともに歩む「福聚会」として、質の高いサービスを提供できるよう注力してまいります。
ご愛顧賜わりますよう、お願い申し上げます。