10月4日(木)、福井県立病院 緩和ケア認定看護師の 室谷 浩子 氏 をお招きし、
入居者様やご利用者様が、人生のターミナル・病気のターミナルを迎えたとき、
福祉施設職員としてどのように向き合うとよいか学びました。
研修には、介護職をはじめ、看護職、ケアマネージャー、作業療法士など、
多職種の30名が参加。
まず、
終末期に関わる際、ご本人の話を傾聴し、共感的理解を示すこと、
ご本人のありのままの姿・価値を認めることなど
基本的な態度やスキルを確認した後、
経管栄養や栄養補給の考え方について説明を受けました。
ご本人の ” 食 ” への思いをくんだうえ、口当たりや季節感に配慮した食事を提供すること、
口腔内の清潔を保持し、乾燥の防ぐことが重要であると、
改めて認識することができました。
また、ご本人の死亡前2週間から死亡時までとする、
看取り期については、
職員が・施設が、” ともにある ” という意識を持ち、
” ご本人の満足 ” ” ご家族の満足 ” を求めて、ケアにあたることが大切であると
理解することができました。
私どもは今後も、
最期まで、その人らしく生きていただくサポートに努めてまいります。
室谷様、ご指導いただき有難うございました。