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施設長の ”宝”日記2021 ver.36 上半期をふりかえり

~ 上半期をふりかえり ~

令和3年度の折り返しを迎え、新型コロナウイルス感染症とのかかわりを中心に上半期を総括します。

4月
年度当初は比較的、新型コロナウイルスの感染拡大に落ち着きが見られたものの、4月22日に本県独自の緊急事態宣言が発令されるなど、緊張感の中でのスタートとなりました。

5月
5月13日に本県の緊急事態宣言が解除。月末からは、入居者様や職員へのワクチン接種が始まりました。
併せて、法人においては、施設内クラスターに備えた研修を実施し、感染症への対応力の強化に取り組んみました。

6月
入居者様や職員へのワクチン接種が順調に進む中、県内の新規感染者数は少しずつ増加し、6月24日には再び、本県の緊急事態宣言が発令されました。
一方で、4月に新規採用した介護職と面談する機会があり、長所をそのままにさらなる成長と飛躍を遂げてほしいと激励しました。

7月
7月8日に本県の緊急事態宣言が解除。7月14日には梅雨明けが宣言され、一気に ”夏本番” となりました。
連日、うだるような暑さの続く中、入居者様とテレビでオリンピックを観戦することもありました。
7月29日の早朝には、福井市北西部を中心とする「線状降水帯」が発生し、一時的大雨に見舞われました。職員駐車場の一部に少量の土砂が流入したほか、職員宅が一部床下浸水、職員所有の車両が走行不能となるなどしました。
災害時の安全確保や防災体制など対応の見直しを要することとなりました。

8月
8月6日からみたび緊急事態宣言が発令。
ご家族様や地域の皆様をお招きした「宝珠苑夏まつり」の開催中止を受け、デイサービスでは8月の第1週を「夏まつりウイーク」と銘打ち、イベントを実施しました。1週間を通した手づくりの夏まつりに、ご利用者様は大変喜んでくださいました。
なお、8月24日までとしていた緊急事態宣言は延長となり、同月25日にはこれまでの本県では最も多い、56人の新規感染者を数える事態となりました。

9月
9月13日から特別警報に切り替わる中、各事業所において「敬老祝賀会」を開催しました。
今年度は総勢30名の皆様が、百寿や米寿など節目のご長寿をお迎えになり、お一人おひとりにお祝い状を手渡しさせていただきました。
宝珠苑は、入居者様・ご利用者様の生活の場そのものです。
これからも、すべての入居者様・ご利用者様にご満足いただける法人であり続けなければならないと強く決意しました。

来月からはいよいよ、令和3年度下半期がスタートします。
新型コロナウイルス感染状況が好転し、皆さんにとりましても当法人にとりましても、希望の持てる6カ月となりますよう願うばかりです。
当法人は下半期も、「職員同士がお互いに認め合い、支え合い、感謝し合う」の職員目標のもと、前へ前へと進んでまいります。