宝珠苑デイサービス
春らしい和菓子の代表といえば“桜餅”ですが、
関東と関西で違いがあるのはご存知でしょうか?
関西の道明寺上方風では、主にもち米を蒸して引いたもので餡を包み、
扁平型に形成します
もち米は粒を完全に潰しきらず、つぶつぶ感を残した状態で作るので、
独特の食感が特徴です
一方、桜餅の起源となった関東の長命寺江戸風では、
主に小麦粉を使用した生地を焼いたものでこし餡を包んでいます。
包み方は二つ折りか円筒状で横からこし餡が見えるものがほとんどです
今回は、我々(福井人)があまり口にする機会のない、
関東の長命寺江戸風の桜餅を作ってみました
先ずは、分量をきっちりと正確に量ります
次にボールに白玉粉、振るいにかけた薄力粉、グラニュー糖を入れ、
水を少しずつ加えながら混ぜていきます
このとき、ダマにならないよう慎重に揉みほぐし!!
黒餡はこしあんで、白餡は裏ごしした黄味とつぶした長芋に抹茶を和え
茶巾しぼりにし、それぞれを俵型に揃えます
ホットプレートで、8×12cmの小判型に焼いていきます
生地が冷めたら餡を包み丸め、桜の花を飾り付け完成です
柔らかくもっちりとした生地のなかに、上品な甘さの餡がくるまれ、
桜茶と合わせて風流な演出で…
利用者皆様からは「とっても美味しい♡」と、好評をいただきましたヽ(^。^)ノ
その後、お雛様のイメージで記念撮影を…
少し早目の暖かな春日和でした